解説付 臨床工学技士国家試験 第36回 午前:第23問

手術室内の安全管理における患者確認の項目に含まれないのはどれか。

1: 患者氏名

2: 疾患名

3: 手術部位

4: 術式

5: 家族の病歴

WHO手術安全チェックリストの実施マニュアルに記載がある。麻酔導入前は、患者本人の確認、手術同意の確認、手術部位のマーキング、麻酔器と薬剤のチェック、パルスオキシメータの装着・作動確認、患者のアレルギーの確認、気道確保の困難性、誤嚥のリスク、500ml以上の出血のリスクを確認する。皮膚切開前は、チームメンバー全員の氏名と役割の確認、患者氏名、術式と皮膚切開部位、予防的抗菌薬投与有無、極めて重要あるいは通常と異なる手順の有無、手術時間、予想出血量、患者特有の問題点の有無、滅菌の確認、機材問題の確認、必要画像の提示はあるかの確認。手術室退室前は、術式、器具、ガーゼや針のカウント、摘出標本ラベル付け、術後管理における注意点等を確認する。

1:WHO手術安全チェックリストに記載あり。

2:WHO手術安全チェックリストに記載あり。

3:WHO手術安全チェックリストに記載あり。

4:WHO手術安全チェックリストに記載あり。

5:正解。悪性高熱症など遺伝する麻酔合併症があるので、術前の確認が必要ではあるが、手術室内での安全管理における項目ではない。

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臨床工学技士 国家試験 過去問
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