③専門科目Ⅲ 生体計測装置学

分野別③ 生体計測装置学

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第38回 午後:第63

血液ガス測定装置が専用電極で計測しているのはどれか。

a: 酸素分圧

b: 動脈血酸素含量

c: 重炭酸イオン

d: 二酸化炭素分圧

e: pH

 

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第38回 午後:第32

光トポグラフィ装置について誤っているのはどれか。

1: 近赤外光を用いて測定する。

2: 大脳皮質を測定対象とする。

3: 発声しながら測定できる。

4: 空間分解能は 1mm程度である。

5: 時間分解能は 0.1s程度である。

 

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第38回 午後:第31

内視鏡画像計測について誤っているのはどれか。

1: 狭帯域光観察には赤色光が用いられる。

2: 腹腔内の検査では二酸化炭素を送気する。

3: カプセル内視鏡は腸の観察に用いられる。

4: 超音波内視鏡ではラジアル走査が用いられる。

5: キセノンランプは電子内視鏡の光源として用いられる。

 

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第38回 午後:第30

一般用電子体温計について正しいのはどれか。

1: 低体温手術中の患者管理に使用できる。

2: 測定時間は1~2秒である。

3: センサにサーモパイルを用いる。

4: ステファン・ボルツマンの法則を利用している。

5: 予測式では温度上昇曲線から平衡温を推定する。

 

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第38回 午後:第29

インピーダンス式呼吸モニタについて誤っているのはどれか。

1: 心電図モニタの電極を兼用できる。

2: 胸郭の広がりに由来するインピーダンスの変化を記録する。

3: 胸壁表面に配置した電極間に直流電圧を印加する。

4: 電極を貼る位置によって影響を受ける。

5: 体動はアーチファクトの原因となる。

 

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第38回 午後:第28

心拍出量の測定について誤っているのはどれか。

1: Fick 法では動静脈血酸素含有較差を利用する。

2: 色素希釈法では指示薬としてインドシアニングリーンを用いる。

3: 単回の熱希釈法では冷却した指示薬を右房に注入する。

4: 熱希釈法を利用して連続心拍出量を測定できる。

5: 動脈圧波形解析法ではサーモダイリューションカテーテルを用いる。

 

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第38回 午後:第27

生体磁気計測について正しいのはどれか。

1: 磁界はスカラー量である。

2: 透磁率を計測している。

3: 静電シールドルーム内で計測する必要がある。

4: 生体から発生している磁界は地磁気とほぼ等しい。

5: SQUID磁束計はジョセフソン効果を利用している。

 

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第38回 午後:第26

標準的な紙送り速度で脳波計測を行ったところ、図のような波形が得られた。
網かけ部分の波形の種類はどれか。

1: α波

2: β波

3: γ波

4: δ波

5: θ波

 

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第38回 午後:第25

生体電気信号増幅器の入力インピーダンスについて正しいのはどれか。

1: 単位にはdBを用いる。

2: 入力電圧と出力電圧との比を表す。

3: 大きさは入力信号の周波数に依存する。

4: 電極ペーストを使用すると小さくなる。

5: 信号源インピーダンスよりも小さくする。

 

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第38回 午後:第24

スパイログラフィで測定できないのはどれか。

1: 肺活量

2: 1秒量

3: 1回換気量

4: 機能的残気量

5: 予備呼気量

 

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第38回 午前:第32

X線による撮像について正しいのはどれか。

a: 神経の走行方向の観察に適している。

b: 臓器の動きの撮影が可能である。

c: 組織を透過したX線を画像化する。

d: 造影剤は空間分解能の改善のために使用する。

e: 得られる画像の空間分解能は5mm程度である。

 

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第38回 午前:第31

超音波画像計測について正しいのはどれか。

1: Bモードでは反射波信号が強いほど暗く表示される。

2: Mモードで左室駆出率が概算できる。

3: コンベックス走査ではプローブに近いほど広視野が得られる。

4: 超音波の波長が短いほど深部を描出できる。

5: パワードプラ法では血流方向を表示できる。

 

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第38回 午前:第30

リリー型呼吸流量計の測定に用いるのはどれか。

1: 差圧

2: 温度変化

3: カルマン渦列

4: 可動円筒の変位

5: 超音波伝播時間差

 

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第38回 午前:第29

オシロメトリック法による血圧測定で正しいのはどれか。

1: 中心静脈圧が測定できる。

2: 不整脈は測定誤差の原因となる。

3: 1心拍ごとに血圧を連続測定できる。

4: 聴診法よりも周囲の雑音の影響を受けやすい。

5: カフ圧が最高血圧と等しいとき脈波振動の振幅が最大となる。

 

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第38回 午前:第28

ディジタル心電計において、
ⅠーⅡ/2
によって求められる誘導はどれか。
ただし、Ⅰは第Ⅰ誘導、Ⅱは第Ⅱ誘導を示す。

1: 第Ⅲ誘導

2: aVR誘導

3: aVL誘導

4: aVF誘導

5: V1誘導

 

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第38回 午前:第27

生体信号の処理について正しいのはどれか。

1: 基線ドリフトの影響を低減するために加算平均を用いる。

2: 信号波形のピーク位置は微分演算で検出できる。

3: 高周波雑音を除去するためにハムフィルタを用いる。

4: 不規則雑音に埋もれた繰り返し信号は移動平均で検出できる。

5: アナログ信号をディジタル信号に変換するためにフーリエ変換を用いる。

 

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第38回 午前:第26

繰り返し測定し平均することで影響を小さくできる誤差はどれか。

1: 偶然誤差

2: 個人誤差

3: 系統誤差

4: 理論的誤差

5: 測定器誤差

 

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第37回 午後:第32

光トポグラフィ装置について誤っているのはどれか。

1: 酸素化ヘモグロビン量の変化を検出する。

2: 大脳皮質の活動状態を可視化できる。

3: 脳神経外科領域の術前検査に用いられる。

4: 多チャンネル測定ができる。

5: 遠赤外光を用いて測定する。

 

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第37回 午後:第31

内視鏡画像計測について誤っているのはどれか。

a: 電子内視鏡はグラスファイバを用いて画像を伝達する。

b: 電子内視鏡の光源は挿入部先端に組み込まれている。

c: カプセル内視鏡は画像データを体外に送信する。

d: IRI(Infra-Red Imaging)では粘膜深部の血管を観察できる。

e: 超音波内視鏡は組織内部病変の診断に用いられる。

 

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第37回 午後:第30

体温計測について正しいのはどれか。

a: 婦人用電子体温計は4桁で表示する。

b: 深部体温計では熱流補償法が用いられる。

c: 医用サーモグラフィは近赤外線を利用している。

d: 予測式電子体温計にはサーモパイルが使用される。

e: 耳用赤外線体温計は体温の連続測定に適している。

 

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第37回 午後:第29

呼吸機能の計測で正しいのはどれか。

a: 微小圧力用センサにはホール素子を用いる。

b: コンプライアンスは体積と圧力との積によって求められる。

c: 流量は流速と断面積との積によって求められる。

d: フライシュ型流量計は細管を抵抗として圧力差を測定している。

e: 熱線型呼吸流量計では白金線抵抗を用いる。

 

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第37回 午後:第28

脳波計について正しい組合せはどれか。

a: 標準感度 - 5mm/50nV

b: 時定数 - 0.03 s

c: 同相除去比 - 40dB

d: 入力インピーダンス - 1MX

e: 記録速度 - 30mm/s

 

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第37回 午後:第27

生体電気計測に用いられる電極について誤っているのはどれか。

1: 生体内イオン電流を電子電流へ変換する。

2: 皮膚との接触面積を広くすると接触インピーダンスが上昇する。

3: 電極ペーストは皮膚との接触インピーダンスを下げる。

4: 銀-塩化銀電極は不分極電極である。

5: X線はカーボン電極を透過する。

 

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第37回 午後:第26

1mVの信号に50nVの雑音が重畳しているときSN比[dB]はどれか。
ただし、log10 2 = 0.3とする。

1: 13

2: 23

3: 26

4: 40

5: 46

 

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第37回 午後:第25

物理量と単位との組合せで正しいのはどれか。

1: コンダクタンス - C

2: 磁束密度 - H

3: 熱容量 - K

4: 応力 - Pa

5: 吸収線量 - Sv

 

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第37回 午前:第32

画像計測について誤っているのはどれか。

1: PETはX線CTよりも画像の解像度が高い。

2: X線CT像では脂肪よりも筋肉の方が高いCT値を示す。

3: ディジタルX線画像はDICOM形式で保存される。

4: MRI撮影ではT1緩和とT2緩和が同時に進行する。

5: SPECTでは断層像が得られる。

 

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第37回 午前:第31

超音波画像計測について正しいのはどれか。

a: Bモードでは反射強度が弱いほど明るく表示される。

b: 超音波ビームの幅が広いほど方位分解能が優れる。

c: パワードプラ法は毛細血管の血流観察に用いられる。

d: セクタ走査は心臓の観察に用いられる。

e: 100kHz 程度の超音波を用いる。

 

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第37回 午前:第30

経皮的血液ガス分析装置について誤っているのはどれか。

1: 新生児のモニタリングに用いられる。

2: 皮膚表面を43℃程度に加温する。

3: 経皮的に測定されたPtcO2はPaO2よりも高値を示す。

4: 電極はガス透過膜を介して皮膚と接触する。

5: 血液から皮膚表面に拡散するガスを測定する。

 

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第37回 午前:第29

カプノメータについて正しいのはどれか。

1: 赤色光と近赤外光の2波長を用いて測定する。

2: 呼気中の酸素濃度を測定する。

3: メインストリーム方式はサイドストリーム方式よりも死腔が小さい。

4: メインストリーム方式にはウォータートラップが必要である。

5: サイドストリーム方式では持続的にサンプルガスを吸引する。

 

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第37回 午前:第28

トランジットタイム型超音波血流計で誤っているのはどれか。

1: 血流に対して順方向および逆方向の超音波を照射する。

2: 流路全体は十分広い超音波音場に置かれる。

3: 赤血球で散乱された超音波を測定する。

4: 血流が速いほど伝播時間差は大きい。

5: 体外循環回路の流量計測に用いる。

 

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第37回 午前:第27

小電力医用テレメータについて誤っているのはどれか。

a: 送信機のアンテナが長いほど送信効率がよい。

b: 使用する周波数帯は各メーカ共通である。

c: 混信対策としてゾーン配置が用いられる。

d: 受信感度不足にはブースタが用いられる。

e: 送信出力は50mW程度である。

 

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第37回 午前:第26

医用計測機器で内部雑音の発生要因になるのはどれか。

a: 近隣への落雷

b: 機器の接地不良

c: 抵抗器の温度上昇

d: 電子部品の接触不良

e: 電子部品間相互の電磁誘導

 

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第36回 午後:第32問

装置から生体に物理的エネルギーを加えて計測するのはどれか。

a: 超音波診断装置

b: X線CT装置

c: PET装置

d: SPECT装置

e: 光トポグラフィ装置

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第36回 午後:第31

内視鏡画像計測について正しいのはどれか。

a: ファイバスコープは先端に光源が装着されている。

b: 狭帯域光を用いて毛細血管を強調表示できる。

c: カプセル内視鏡は小腸病変の診断に使われる。

d: ファイバスコープは画像が記録できない。

e: 電子内視鏡は光源装置が不要である。

 

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第36回 午後:第30

ランベルト・ベールの法則が成立する吸光度測定で正しいのはどれか。

a: 吸光度は透過率に比例する。

b: 吸光度は光路長に反比例する。

c: 吸光度は-1~1の範囲の値で表す。

d: モル吸光係数は物質によって異なる。

e: 透過光の強度は光路長に対して指数関数的に減少する。

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第36回 午後:第29

耳用赤外線体温計による体温計測について誤っているのはどれか。

1: 鼓膜に赤外線を照射する。

2: 検出器にサーモパイルが使用されている。

3: 1秒程度で計測できる。

4: 挿入する角度により測定値がばらつく。

5: 鼓膜温は腋窩温よりも高い。

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第36回 午後:第28

熱希釈式肺動脈カテーテルで計測できないのはどれか。

1: 混合静脈血酸素飽和度

2: 左室収縮期圧

3: 中心静脈圧

4: 心拍出量

5: 肺動脈圧

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第36回 午後:第27

図は標準12誘導心電図の誘導法を電気回路で表したものである。図の誘導はどれか。

1: Ⅰ誘導

2: Ⅲ誘導

3: aVR誘導

4: aVL誘導

5: V3誘導

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第36回 午後:第26

誘発脳波計測について誤っているのはどれか。

1: 脳手術時のモニタリングに利用される。

2: 刺激から潜時をもって誘発電位が現れる。

3: 刺激に同期して誘発電位の加算平均処理を行う。

4: 聴性誘発電位計測にはクリック音が用いられる。

5: 安静時脳波よりも誘発脳波の電位変動は大きい。

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第36回 午後:第25

心電図の計測で商用交流雑音対策に用いられるのはどれか。

a: 移動平均処理

b: 加算平均処理

c: 差動増幅器

d: ハムフィルタ

e: ACラインフィルタ

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第36回 午前:第32問

X線CT撮影について誤っているのはどれか。

1: 装置から発生する音はMRIよりも大きい。

2: 造影剤を使用して血管を強調する。

3: 手術ナビゲーションに用いられる。

4: 患者が動くと像が不鮮明になる。

5: 放射線防護対策が必要である。

 

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第36回 午前:第31問

超音波画像計測について正しいのはどれか。

a: 生体軟部組織中の音速は約340m/sである。

b: 超音波の周波数が高いほど体内での減衰が小さい。

c: 超音波は音響インピーダンスが異なる界面で反射する。

d: 心室壁の厚さを測定できる。

e: 血管内から血管の断面を観察できる。

 

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第36回 午前:第30問

経皮的血液ガス分析について正しいのはどれか。

1: 皮下の血流増加のために加温する。

2: 計測には脈波信号が必要である。

3: 赤外線の吸収を計測している。

4: 新生児には使用できない。

5: 侵襲的な計測方法である。

 

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第36回 午前:第29問

パルスオキシメータの測定誤差の要因とならないのはどれか。

1: 患者の体動

2: 大気圧の低下

3: 末梢循環不全

4: 異常ヘモグロビン

5: 診断用色素の投与

 

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第36回 午前:第28問

図は神経伝導速度の電極配置と計測結果を模式的に表したものである。神経伝導速度を求める式はどれか。ただし、図中のD1、D2は電極間の距離、T1、T2は潜時を表す。

 

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第36回 午前:第27問

計測機器と用いられるトランスデューサとの組合せで誤っているのはどれか。

1: 超音波診断装置 - 圧電素子

2: 熱希釈式心拍出量計 - サーミスタ

3: パルスオキシメータ - ホール素子

4: カプノメータ - 赤外線検出素子

5: 観血式血圧計 - ストレインゲージ

 

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第36回 午前:第26問

誤差率2%の抵抗器の両端電圧を誤差率4%の電圧計で測定した。測定結果から算出した電流値に含まれる最大の誤差(誤差率[%])に最も近いのはどれか。

1: 2

2: 3

3: 4

4: 6

5: 8

 

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第35回 午後:第32

ラジオアイソトープを用いた画像撮影について誤っているのはどれか。

1: X線CTに比べて空間分解能が低い。

2: SPECTは心筋の血流を観察できる。

3: FDG-PETはがん診断に有用である。

4: SPECTは中性子線を検出する。

5: PETは陽電子放出核種を用いる。

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第35回 午後:第31

X線画像計測について正しいのはどれか。

1: CT値は骨のX線吸収係数を基準に算出される。

2: X線CTのスライス厚は50μm程度である。

3: X線CTの空間分解能は5mm程度である。

4: 時間差分法は造影剤投与前後の画像を差分している。

5: ヨード系造影剤はX線吸収量が小さい。

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第35回 午後:第30

家庭用電子体温計について正しいのはどれか。

1: 深部体温の計測に適している。

2: 婦人用は一般用よりも精度が高い。

3: 温度センサにCdSeを用いる。

4: 予測式より実測式の方が測定時間が短い。

5: ヒータを内蔵している。

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第35回 午後:第29

差圧方式の呼吸計測装置はどれか。

1: ベネディクトロス型スパイロメータ

2: フライシュ型ニューモタコグラフ

3: 熱線式流量計

4: 超音波流量計

5: タービン型流量計

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第35回 午後:第28

観血式血圧測定で、実際よりも最高血圧が低く、最低血圧が高く表示される原因となるのはどれか。

1: トランスデューサの位置が右心房よりも高い。

2: 加圧バッグの内圧が標準よりも高い。

3: 血液凝固によってカテーテル内腔が狭窄する。

4: ゼロ点調整が不良である。

5: 導管系が共振する。

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第35回 午後:第27

脳磁計について誤っているのはどれか。

1: ホール素子が用いられる。

2: センサの冷却に液化ヘリウムが用いられる。

3: SQUIDが用いられる。

4: 電流ダイポールの位置が推定できる。

5: 磁気シールド室が必要である。

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第35回 午後:第26

信号処理の方法と目的との組合せで正しいのはどれか。

1: 微分演算 ー 高周波成分の除去

2: 移動平均 ー 周波数スペクトルの解析

3: 自己相関関数 ー 周期的信号の抽出

4: フーリエ変換 ー エイリアシングの除去

5: ウェーブレット変換 ー SN比の改善

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第35回 午前:第32

内視鏡画像計測について誤っているのはどれか。

1: ファイバスコープ先端には光源が装着されている。

2: 電子内視鏡の面順次方式ではRGB回転フィルタを用いる。

3: 超音波内視鏡ではラジアル走査が用いられる。

4: カプセル内視鏡にはイメージセンサが内蔵されている。

5: 赤外光観察は内腔の粘膜深部を可視化できる。

 

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第35回 午前:第31

MRIについて誤っているのはどれか。

a: 炭素原子の空間分布を画像化する。

b: 超電導電磁石には液化ヘリウムが用いられる。

c: 静磁場強度が高いほど画質は向上する。

d: 画像化には傾斜磁場が必要である。

e: 石灰化病変の描出に適している。

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第35回 午前:第30

血液ガスの計測について誤っている組合せはどれか。

1: pH - ガラス電極

2: 酸素分圧 - クラーク電極

3: 二酸化炭素分圧 - セバリングハウス電極

4: 酸素飽和度(SpO2) - 赤色光および赤外光の吸光度

5: 経皮的二酸化炭素分圧 - 赤外光の吸光度

 

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第35回 午前:第29

超音波パルスドプラ血流計で正しいのはどれか。

1: 血流方向と同じ向きに超音波ビームを当てたときは測定できない。

2: 計測可能な最大血流速度はパルス繰り返し周波数に依存する。

3: 超音波の送信と受信を別々の素子で行う必要がある。

4: 超音波周波数が高いほど最大計測深度が深くなる。

5: 距離分解能を持たない血流計測法である。

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第35回 午前:第28

小電力医用テレメータについて正しいのはどれか。

a: A型送信機の帯域幅は25kHzである。

b: アンテナシステムとして漏洩同軸ケーブルが用いられる。

c: フェージング防止にダイバーシティーアンテナが用いられる。

d: 受信感度向上のためにブースタが用いられる。

e: 割り当て周波数バンドは1~5バンドに分類される。

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第35回 午前:第27

生体電気計測用増幅器に差動増幅器を用いる主な目的はどれか。

1: 入力インピーダンスを大きくする。

2: 生体への電気的安全性を向上させる。

3: 入力換算雜音を小さくする。

4: 商用交流雑音を除去する。

5: 大きな増幅度を得る。

61 / 137

第35回 午前:第26

トランスデューサと変換する物理量との組合せで正しいのはどれか。

1: 差動トランス - 温度

2: CdS - 磁場

3: ホール素子 - 放射線

4: ストレインゲージ - 光

5: 圧電素子 - 振動

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第34回 午後:第61

生体時系列信号の解析手法と用途の組合せで正しいのはどれか。

1: ローパスフィルタ - 聴覚誘発電位の検出

2: FFT - 周波数分析

3: 微分法 - 基線動揺の除去

4: 加算平均法 - 平滑化

5: 移動平均法 - 波形パターンの認識

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第34回 午後:第32

内視鏡画像計測について誤っているのはどれか。

1: カプセル内視鏡の光源にはLEDが用いられる。

2: 超音波内視鏡ではセクタ走査が用いられる。

3: 狭帯域光観察(NBI)では2つの狭帯域波長光を用いる。

4: カプセル内視鏡は無線回路を内蔵している。

5: 電子内視鏡の先端にはイメージセンサが装着されている。

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第34回 午後:第31

MRI について正しいのはどれか。

a: 造影剤を用いなくても血管を描画できる。

b: 炭素原子の分布を画像化したものである。

c: 画像の輝度値は水を0、空気を-1000とする。

d: X線CTに比べ肺の構造観察に適している。

e: 撮影では傾斜磁場を用いて位置情報を得ている。

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第34回 午後:第30

医用サーモグラフについて正しいのはどれか。

a: 赤外線を照射して体温を計測する。

b: 光量子型検出器は赤外線検出器として用いられている。

c: ステファン・ボルツマンの法則から温度を求めている。

d: 深部の温度分布がわかる。

e: 温度分解能は1℃である。

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第34回 午後:第29

カプノメータについて正しいのはどれか。

a: サイドストリーム型では測定に時間的な遅れが生じる。

b: 脱酸素化ヘモグロビンの吸光特性を利用する。

c: 窒素ガス濃度は誤差の原因となる。

d: ゼロ点校正が不要である。

e: 二酸化炭素ガスは4.3nmに光吸収のピークをもつ。

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第34回 午後:第28

オシロメトリック法による血圧測定で正しいのはどれか。

1: 最低血圧は測定できない。

2: 圧振動の周波数から算出する。

3: 不整脈は計測誤差の原因とならない。

4: 最高血圧以上では圧振動は検出されない。

5: 平均血圧付近で圧振動の振幅が最大となる。

68 / 137

第34回 午後:第27

心電図記録の交流雑音対策で正しいのはどれか。

1: 誘導コード同士は離してばらばらに配置する。

2: 心電計の電源コードはベッドと平行に配置する。

3: 心電計の弁別比は少なくとも40dB以上を用いる。

4: 患者のベッドは病室の壁から離して配置する。

5: 心電計の右足コードは保護接地端子に直接接続する。

69 / 137

第34回 午後:第26

睡眠脳波計測中に筋電図が混入した。これを除去するために行う処理で正しいのはどれか。

1: 加算平均

2: 移動平均

3: 微分演算

4: 自己相関

5: フーリエ変換

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第34回 午後:第25

SI単位について正しいのはどれか。

a: J(ジュール)は基本単位である。

b: dB(デシベル)は補助単位である。

c: V(ボルト)は組立単位である。

d: 1S(ジーメンス)は1A/Vである。

e: Ω(オーム)は基本単位である。

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第34回 午前:第32

ラジオアイソトープを用いた医用画像装置について正しいのはどれか。

a: X線CTに比べ空間分解能が高い。

b: 放射性核種から放出されるベータ線を検出し画像化している。

c: FDG-PETの撮影では糖代謝情報が得られる。

d: SPECTは脳血流分布を観察できる。

e: PETの撮影には施設内にサイクロトロンの設置が必要である。

72 / 137

第34回 午前:第31

超音波画像計測について正しいのはどれか。

a: 脂肪より肝臓の方が音響インピーダンスが大きい。

b: 高い周波数を用いることで深部臓器の観察が可能になる。

c: A モードでは断層像が得られる。

d: 連続波ドプラ計測では血流の速度分布が得られる。

e: 造影剤としてマイクロバブルが用いられている。

73 / 137

第34回 午前:第30

経皮的血液ガス分圧測定装置について正しいのはどれか。

1: 経皮的に測定したPtcCO2は動脈血のPaCO2よりも低くなる。

2: 経皮的に測定したPtcO2 は動脈血のPaO2よりも高くなる。

3: 計測皮膚面を42~44℃に加温する。

4: 計測には脈波信号が必要である。

5: 新生児には使用できない。

74 / 137

第34回 午前:第29

心拍出量の計測ができないのはどれか。

1: 熱希釈法

2: 色素希釈法

3: 脈波伝搬速度法

4: 超音波断層法

5: 血圧波形解析法

75 / 137

第34回 午前:第28

筋電計の構成要素でないのはどれか。

1: 加算平均装置

2: 針電極

3: 電気刺激装置

4: 音刺激装置

5: スピーカ

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第34回 午前:第27

心電図を標準の速さで記録したとき、PQ間隔が5mmの時のPQ時間[s]はどれか。

1: 0.1

2: 0.15

3: 0.2

4: 0.35

5: 0.4

77 / 137

第34回 午前:第26

トランスデューサが備えるべき特性でないのはどれか。

1: 測定対象に対する選択性が良いこと。

2: 測定すべき範囲内で直線性が保たれていること。

3: 測定対象のもつ信号の応答速度に対応できること。

4: 生体に結合したとき低侵襲であること。

5: 信号対雑音比を小さくできること。

78 / 137

第33回 午後:第31

核医学検査について正しいのはどれか。

a: PETで糖代謝に関する情報が画像化できる。

b: 体外から放射線を照射することで画像化する。

c: b線を測定して画像化している。

d: SPECTで脳血流に関する情報が画像化できる。

e: PETで3次元画像が得られる。

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第33回 午後:第30

核磁気共鳴画像法について正しいのはどれか。

a: 放射線被曝はない。

b: 磁力線の透過性を画像化している。

c: 臓器の画像再構成は一断面に限られる。

d: 空間分解能は5mm程度である。

e: 撮影手法としてT2強調がある。

80 / 137

第33回 午後:第29

非観血式血圧測定法について正しいのはどれか。

1: カフ幅が狭すぎると最高血圧値は下がる。

2: カフの巻き方が緩いと最高血圧値は上がる。

3: 脱気速度が速すぎると最高血圧値は上がる。

4: 測定場所が心臓より低いと最低血圧値は下がる。

5: カフ幅が広いと平均血圧値は上がる。

81 / 137

第33回 午後:第28

脳磁図計測について正しいのはどれか。

a: 脳磁場検出にはホール素子を用いる。

b: 計測には静電シールドルームが必要である。

c: センサの冷却には液体へリウムが必要である。

d: 脳磁図の空間分解能は脳波より高い。

e: 頭皮に垂直な電流双極子による磁場を検出している。

82 / 137

第33回 午後:第27

小電力医用テレメータについて誤っているのはどれか。

1: 割り当て周波数帯域は420~450MHz である。

2: A型のチャネル間隔は25kHzである。

3: 同時に送信する信号の数によって5つの型の送信機がある。

4: 割り当て周波数帯域は6バンドで構成されている。

5: 混信対策として色ラベルによるゾーン配置が有用である。

83 / 137

第33回 午後:第26

生体電気信号増幅器に求められる条件はどれか。

a: 入力インピーダンスが小さい。

b: 入力換算雑音が大きい。

c: 入力オフセット電圧が小さい。

d: 信号対雑音比が大きい。

e: 同相除去比が小さい。

84 / 137

第33回 午後:第25

物理量と組立単位との組合せで誤っているのはどれか。

1: 応力 - N/m2

2: 仕事率 - J/s

3: 電荷 - A/s

4: 磁束 - V・s

5: 吸収線量 - J/kg

85 / 137

第33回 午前:第33

内視鏡システムについて正しいのはどれか。

a: 挿入部の消毒は不要である。

b: 導光用ファイバは炭素繊維製である。

c: 観察と同時に治療が可能である。

d: 管腔臓器の表在性病変の診断に使用される。

e: 撮像にCCDが使用される。

86 / 137

第33回 午前:第32

X線CTについて誤っているのはどれか。

a: 空間分解能は超音波診断装置より高い。

b: 臓器のX線に対する吸収係数を画像化している。

c: 血管や胃などの管腔臓器の撮影が可能である。

d: 深部臓器よりも表在性の臓器の撮影に適している。

e: X線を単一方向から照射している。

87 / 137

第33回 午前:第31

耳式赤外線体温計について正しいのはどれか。

a: 鼓膜から放射される赤外線を検出している。

b: 核心温に近い体温が計測できる。

c: 量子型赤外線検出器が用いられている。

d: 体温の連続測定に適している。

e: 外耳道に炎症があると測定値に影響を与える。

88 / 137

第33回 午前:第30

血液ガス測定におけるpH電極に用いられる測定法はどれか。

1: ポテンショメトリック法

2: アンペロメトリック法

3: ボルタンメトリック法

4: インピーダンス法

5: ポーラログラフィ法

89 / 137

第33回 午前:第29

差圧式呼吸流量計に用いられているのはどれか。

a: タービン型

b: ベネディクト・ロス型

c: フライシュ型

d: リリー型

e: ローリングシール型

90 / 137

第33回 午前:第28

トランジットタイム型超音波血流計の特徴で正しいのはどれか。

a: 伝搬時間を利用する。

b: 複数チャネルの同時計測が可能である。

c: ゼロ点補正が必要である。

d: 体表面からの測定が可能である。

e: 一つの超音波振動子で計測できる。

91 / 137

第33回 午前:第27

標準12誘導心電図について正しいのはどれか。

1: 第Ⅱ誘導は右足と右手間の電位差を記録する誘導である。

2: aVR誘導はWilsonの結合電極を基準とした誘導である。

3: V1~V6の誘導は双極誘導である。

4: 標準肢誘導の間にはⅢ=Ⅰ+Ⅱの関係がある。

5: 単極肢誘導の間にはaVR+aVL+aVF=0の関係がある。

92 / 137

第33回 午前:第26

商用交流雑音の対策として誤っているのはどれか。

1: 測定器の電源回路にラインフィルタを挿入する。

2: 測定器の接地端子と接地極を接地線で接続する。

3: ベッドと接地極を接地線で接続する。

4: 信号線はシールドを施したものを用いる。

5: 患者とベッド間のシールドマットを接地極に接続する。

93 / 137

第32回 午後:第31

ラジオアイソトープ(RI)を用いた医用画像について正しいのはどれか。

a: α線を測定する。

b: 空間分解能は1mm程度である。

c: PETでは腫瘍の存在を検出できる。

d: PETでは糖代謝の画像が得られる。

e: SPECTでは組織繊維化の画像が得られる。

94 / 137

第32回 午後:第30

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 狭窄部位の高血流速度の測定にはパルス波を用いる。

b: 心臓弁運動の定量にはMモードを用いる。

c: 組織性状の画像化には高調波が有用である。

d: 腹部の画像描出にはセクタ走査が適している。

e: Bモード画像描出には連続波を用いる。

95 / 137

第32回 午後:第29

体表面サーモグラフで測定する光の主な波長はどれか。

1: 10nm

2: 100 nm

3: 1μm

4: 10μm

5: 100μm

96 / 137

第32回 午後:第28

観血式血圧計の波形ダンピングの原因となるのはどれか。

a: 回路内への気泡混入

b: カテーテル先端での血栓形成

c: カテーテルの先当り

d: ゼロ点調整不良

e: 血圧トランスデューサの設置高さの変更

97 / 137

第32回 午後:第27

脳波計測で電位変化の最も小さいのはどれか。

1: 睡眠脳波電位

2: 覚醒時脳波電位

3: 3 .聴性脳幹誘発電位

4: 体性感覚誘発電位

5: 視覚誘発電位

98 / 137

第32回 午後:第26

標準紙送り速さで記録した心電図のR-R間隔が20mmであった。心拍数[回/分]はどれか。

1: 40

2: 48

3: 65

4: 75

5: 90

99 / 137

第32回 午後:第25

最も高い周波数成分まで記録する必要があるのはどれか。

1: 筋電図

2: 心電図

3: 脳波

4: 心音図

5: 容積脈波

 

100 / 137

第32回 午前:第33

磁気共鳴画像(MRI)について正しいのはどれか。

a: 撮影には被曝を伴う。

b: 骨の撮像はできない。

c: 軟部組織の撮像に適している。

d: 動きのある臓器も撮像できる。

e: 血管の撮像が可能である。

101 / 137

第32回 午前:第32

超音波を用いた医用画像計測で描出の最も困難な臓器はどれか。

1: 心臓

2: 乳腺

3: 小腸

4: 肝臓

5: 腎臓

102 / 137

第32回 午前:第31

血中二酸化炭素分圧の測定に用いられるのはどれか。

1: セバリングハウス電極

2: サーモパイル

3: クラーク電極

4: ストレンゲージ

5: 熱線型白金電極

103 / 137

第32回 午前:第30

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

a: 測定時の校正が不要である。

b: 指先以外では測定できない。

c: 心原性ショック時でも測定できる。

d: 赤外線2波長を用いる。

e: ヘモグロビンの吸光度を用いる。

104 / 137

第32回 午前:第29

トランジットタイム型超音波血流計について正しいのはどれか。

a: 複数チャネルの同時計側か可能である。

b: 電気的干渉を受けやすい。

c: 測定開始前にゼロ点補正が必要である。

d: 体外循環用のチューブで使用可能である。

e: 内胸動脈グラフトで使用可能である。

105 / 137

第32回 午前:第28

心電図計測の誘導について誤っているのはどれか。

1: 胸部誘導ではWilsonの結合点を基準電極として用いる。

2: 左足から右手の電位を差し引いた誘導を第III誘導という。

3: 差動増幅器のニュートラル端子には右足電極を接続する。

4: aVR誘導は左手と左足を結合した点を基準電極として用いる。

5: 双極誘導の間にはII=I+IIIの関係がある。

106 / 137

第32回 午前:第27

生体用金属電極について正しいのはどれか。

a: 電極と生体間の接触面積を大きくすると電極接触インピーダンスは増加する。

b: 周波数が高くなると電極接触インピーダンスは増加する。

c: 電極用ペーストは電極接触インピーダンスを下げる効果がある。

d: 新しい金属電極はエージング後の電極と比べて基線の変動が大きい。

e: 電極電位は使用する金属の種類によって異なる。

107 / 137

第32回 午前:第26

相対誤差1%の電流計と相対誤差2%の電圧計を用いて電力を測定する場合、電力の相対誤差は何%となるか。

1: 1

2: 2

3: √5

4: 3

5: 5

108 / 137

第31回 午後:第31

内視鏡画像計測の構成要素でないのはどれか。

a: 光ファイバ

b: CCD

c: レンズ

d: 光電子増倍管

e: 検出コイル

 

109 / 137

第31回 午後:第30

X線を使用した医用画像について正しいのはどれか。

a: X線に対する臓器の反射率を画像化する。

b: X線CTの空間分解能は0.5〜1mm程度である。

c: X線CTは臓器の立体構造を画像化できる。

d: 造影剤はX線画像のコントラストを増強する。

e: 体表面に近い臓器の画像化に適している。

 

110 / 137

第31回 午後:第29

体温計測について誤っているのはどれか。

1: 電子体温計は測温体としてサーミスタを用いる。

2: 予測式電子体温計は温度上昇曲線で体温を推定している。

3: 深部体温計は熱流補償法を用いて核心温を測定する。

4: 耳用赤外線体温計には量子型検出器が使われる。

5: サーモグラフは体表面の赤外線放射分布を画像化したものである。

 

111 / 137

第31回 午後:第28

超音波パルスドプラ血流計について正しいのはどれか。

a: 血流がプローブに向うとき受信周波数は送信周波数よりも低くなる。

b: 超音波ビームが血流方向に対して垂直なときは測定できない。

c: 周波数折り返し現象は血流速度が速いほど起こりやすい。

d: パルス繰り返し周波数は超音波の振動周波数の2倍以上とする。

e: 最大計測深度はパルス繰り返し周波数が高いほど大きい。

 

112 / 137

第31回 午後:第27

運動神経伝導速度の計測について誤っているのはどれか。

a: 計測には複合筋活動電位(CMAP)波を用いる。

b: 神経部位の2カ所の電気刺激が必要である。

c: 電気刺激はアイソレータを介して行う。

d: 刺激電流のパルス幅は5〜10msを用いる。

e: 加算平均装置が必要である。

 

113 / 137

第31回 午後:第26

心電図成分で高域通過フィルタの時定数を小さくすると最も影響する部分はどれか。

1: P

2: Q

3: R

4: ST

5: T

 

114 / 137

第31回 午後:第25

雑音について誤っているのはどれか。

1: 熱雑音は電子の不規則な運動によって発生する。

2: ショット雑音は半導体内部で発生する。

3: ハム雑音は商用交流によって発生する。

4: クリック雑音は回路の接点で発生する。

5: フリッカ雑音は周波数に比例して大きくなる。

 

115 / 137

第31回 午前:第33

ラジオアイソトープによる画像計測について誤っているのはどれか。

1: PETの空間分解能はX線CTと同程度である。

2: PETでは陽電子の対消滅によるc線を検出する。

3: SPECTでは人体の3次元構造を画像化する。

4: 体内での放射線の散乱を考慮する必要がある。

5: 体内での放射線の吸収を考慮する必要がある。

 

116 / 137

第31回 午前:第32

超音波を用いた画像計測について誤っているのはどれか。

1: 動画の撮影が可能である。

2: Mモードは弁の動きを描画できる。

3: Aモードでは断層像が得られる。

4: コンベックス走査はリニア走査より深部視野が広い。

5: 血流の画像が得られる。

 

117 / 137

第31回 午前:第31

差圧方式の呼吸計測装置はどれか。

1: ベネディクトロス型スパイロメータ

2: フライシュ型ニューモタコグラフ

3: 熱線式流量計

4: 超音波流量計

5: カプノメータ

 

118 / 137

第31回 午前:第30

酸素摂取量に基づく心拍出量計測法はどれか。

1: フィック法

2: 熱希釈法

3: 色素希釈法

4: 超音波断層法

5: 血圧波形解析法

 

119 / 137

第31回 午前:第29

中心静脈圧の計測ができるのはどれか。

1: 観血式測定法

2: オシロメトリック法

3: トノメトリ法

4: 容積補償法

5: 聴診法

 

120 / 137

第31回 午前:第28

心電図テレメータについて誤っているのはどれか。

1: 送信機のチャネル番号は4桁の数字で表示する。

2: 専用周波数帯は1GHz帯にある。

3: ディジタル変調方式にはFSKがある。

4: ダイバーシティ方式は受信感度の安定に役立つ。

5: 同じ病棟内では同じ色ラベルの送信機を使用する。

 

121 / 137

第31回 午前:第27

雑音対策について誤っているのはどれか。

1: 信号の入力導線にシールド線を使用する。

2: 入力導線をまとめると電磁誘導による交流雑音が軽減できる。

3: ディジタルフィルタは演算によって雑音を除去する。

4: 不規則雑音の低減化には加算平均を使用する。

5: 高周波雑音はハムフィルタで除去する。

 

122 / 137

第31回 午前:第26

正しい組合せはどれか。

a: 電気量 - クーロン

b: エネルギー - ワット

c: 磁束 - テスラ

d: 光束 - ルーメン

e: コンダクタンス - ジーメンス

 

123 / 137

第30回 午後:第32

内視鏡について正しいのはどれか。

a: 血管内視鏡にはファイバスコープが使用される。

b: 電子スコープの受光素子にはCdSe が使用される。

c: 高速撮影のためにフォトトランジスタが使用される。

d: 深部血管の撮影には赤色狭帯域光が使用される。

e: キセノンランプが光源に使用される。

 

124 / 137

第30回 午後:第31

X 線CT 画像について正しいのはどれか。

a: 臓器の3 次元構造が得られる。

b: 画像再構成法として逆投影法がある。

c: 血管の撮像が可能である。

d: X 線を双方向に照射する。

e: 空間分解能は1程度である。

 

125 / 137

第30回 午後:第30

体温計測について正しいのはどれか。

1: 電子体温計ではサーモパイルが使われる。

2: 耳用赤外線体温計は鼓膜からの熱伝導を利用している。

3: 耳用赤外線体温計には量子型検出器が使われる。

4: 深部体温計は熱流補償法を利用している。

5: 深部体温計の温度プローブにはCdSが使われる。

 

126 / 137

第30回 午後:第29

心拍出量計測法で用いないのはどれか。

1: フィック法

2: 色素希釈法

3: 熱希釈法

4: オシロメトリック法

5: 血圧波形解析法

 

127 / 137

第30回 午後:第28

観血式血圧計測において測定ラインヘの血液の逆流が発生した。可能性のある原因はどれか。

a: カテーテルの先当たり

b: 血栓形成

c: 血圧測定ライン接続部分の緩み

d: 三方活栓の操作ミス

e: 加圧バッグの圧力不足

 

128 / 137

第30回 午後:第27

出力は1mV、心電図信号出力は100mVになった。同相除去比(CMRR) [dB] はどれか。

1: 20

2: 40

3: 60

4: 80

5: 100

 

129 / 137

第30回 午後:第26

ディジタル式カラーモニタについて誤っているのはどれか。

1: 波形を時間軸上で静止して見ることができる。

2: 波形と文字を同時に表示できる。

3: 複数の入力信号はシュミット回路で切り替える。

4: 赤、緑、青の3 色分のメモリが必要である。

5: 水平・垂直それぞれに同期信号発生器が必要である。

 

130 / 137

第30回 午前:第32

臨床用MRIについて正しいのはどれか。

a: 軟部組織の画像化に適している。

b: 炭素原子の空間分布を画像化する。

c: 水分の少ない組織の撮影に適している。

d: 撮像法としてT1強調がある。

e: 血管造影が可能である。

 

131 / 137

第30回 午前:第31

X線CT検査と比較して超音波検査の利点で正しいのはどれか。

a: 画質がよい。

b: 視野が広い。

c: 肺内病変の評価に向いている。

d: 実時間画像が得られる。

e: 携帯性に優れている。

 

132 / 137

第30回 午前:第30

スパイロメータで計測できないのはどれか。

1: 最大吸気量

2: 予備吸気量

3: 1回換気量

4: 肺活量

5: 残気量

 

133 / 137

第30回 午前:第29

トランジットタイム型超音波血流計について正しいのはどれか。

a: ドプラ効果を利用する。

b: ゼロ点補正が不要である。

c: 体表面からの計測ができない。

d: 順・逆方向の伝播時間差を利用している。

e: 赤血球からの散乱波を利用する。

 

134 / 137

第30回 午前:第28

心電図テレメータについて誤っているのはどれか。

a: 送信機のアンテナが長いほど送信効率がよい。

b: 使用する専用周波数帯は各メーカ共通である。

c: 混信対策としてゾーン配置が用いられる。

d: 受信感度不足にはブースタが用いられる。

e: 空中線電力は15mW 以下である。

 

135 / 137

第30回 午前:第27

心電図誘導で右手、左手、左足の電位が、それぞれ -6mV、1mV、5mV であるとき、aVL の電位[mV] はどれか。

1: -9

2: -5

3: 1.5

4: 5

5: 7.5

 

136 / 137

第30回 午前:第26

信号処理について正しい組合せはどれか。

a: 周波数解析 - フーリエ変換

b: SN比改善 - 加算平均

c: 信号平滑化 - 微分演算

d: 輪郭強調 - 積分演算

e: 面積計算 - 移動平均

 

137 / 137

第30回 午前:第25

誤差について正しいのはどれか。

1: 計測器の目盛りの読み間違いによって偶然誤差が生じる。

2: 計測器の校正を怠ると系統誤差が生じる。

3: 量子力学的現象によって量子化誤差が生じる。

4: 過失誤差は測定者によらず一定である。

5: n回の測定値を平均すると理論的誤差は1/nとなる。

 

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