日本語文字を含み世界中の文字を集めた文字集合に対応する文字コードはどれか。
1: ASCII
2: JISコード
3: Unicode
4: シフトJISコード
5: EUC-JP
文字コードとは、文字や記号をコンピューターで扱うために、各文字に割り当てられた識別番号のこと。文字コードによって、文字列を数字の列として表現し、コンピューターが文字を正しく表示・処理することができる。
1:主に英語で必要な文字を収録したコード規格で、0番から127番までの番号(正確には2進数で0000000から1111111まで)について、各番号がどの文字を意味するかという対応関係を定めている。例えば英大文字の「A」はASCIIコードでは65番(16進数で41、2進数で1000001)で表される。
2:JIS(日本工業規格)で定められた、日本語の表現に用いられる文字を集め一つずつ対応する符号を割り当てた文字集合の規格。
3:正解。Unicodeは、世界中の言語や記号に番号を割り当てた文字コードの国際的な標準規格。世界中の文字を16ビットに割り付けている。常に拡張されており、現在も新しい文字や記号、絵文字などが追加され続けている。
4:シフトJISコードはJISコードの拡張版で、JISコードに半角カタカナと一部の記号が追加されている。 この拡張により、シフトJISコードはJISコードよりも多くの文字を表現できる。
5:主にUNIX系OSで標準的に用いられる、日本語文字に対応した文字コード規格の一つである。