外科的侵襲に対する反応で亢進しないのはどれか。
1: グリコーゲン合成
2: 抗利尿ホルモン分泌
3: ノルアドレナリン分泌
4: サイトカイン分泌
5: アルドステロン分泌
手術侵襲によって生じる局所的・全身的な防御反応を生体反応といい、サイトカインを中心とした炎症反応(免疫反応)、神経・内分泌ホルモンの賊活化による反応によって、臓器や代謝に変化が生じる。
(神経・内分泌系反応)
脳・視床下部→下垂体前葉→副腎皮質ホルモン(ACTH)→コルチゾール分泌→高血糖
→成長ホルモン(GH)→高血糖
→下垂体後葉→抗利尿ホルモン(ADH)→尿量減少
→脊髄交感神経→レニン→アンジオテンシン活性化→アルドステロン→尿量減少
→カテコールアミン→血管収縮上昇、心拍数上昇
→グルカゴン→高血糖
(免疫反応)
マクロファージの活性化→サイトカイン産生→リンパ球、好中球などの活性化
1:正解。直接影響しない。
2:増大する。
3:増大する。
4:増大する。
5:増大する。