解説付 臨床工学技士国家試験 第36回 午後:第12問

外科的侵襲に対する反応で亢進しないのはどれか。

1: グリコーゲン合成

2: 抗利尿ホルモン分泌

3: ノルアドレナリン分泌

4: サイトカイン分泌

5: アルドステロン分泌

手術侵襲によって生じる局所的・全身的な防御反応を生体反応といい、サイトカインを中心とした炎症反応(免疫反応)、神経・内分泌ホルモンの賊活化による反応によって、臓器や代謝に変化が生じる。

(神経・内分泌系反応)
脳・視床下部→下垂体前葉→副腎皮質ホルモン(ACTH)→コルチゾール分泌→高血糖
            →成長ホルモン(GH)→高血糖
      →下垂体後葉→抗利尿ホルモン(ADH)→尿量減少
      →脊髄交感神経→レニン→アンジオテンシン活性化→アルドステロン→尿量減少
             →カテコールアミン→血管収縮上昇、心拍数上昇
                      →グルカゴン→高血糖
(免疫反応)
マクロファージの活性化→サイトカイン産生→リンパ球、好中球などの活性化

1:正解。直接影響しない。

2:増大する。

3:増大する。

4:増大する。

5:増大する。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
kohをフォローする
スポンサーリンク
臨床工学技士 国家試験 過去問
error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました