解説付 臨床工学技士国家試験 第36回 午前:第61問

Webサイトに短時間に大量にアクセスし、過負荷を与えることでサービスを停止させるのはどれか。

1: DoS攻撃

2: ランサムウェア

3: フィッシング

4: インジェクション攻撃

5: 標的型攻撃

コンピューターやその利用者に被害をもたらすことを目的とした、悪意のあるソフトウェアをマルウェアと呼ぶ。もともとコンピューターウイルスやワームなどと呼ばれていたが、悪意のあるソフトウェアを総称する用語としてマルウェアと呼ぶ。

1:正解。DoS攻撃とは、コンピューターシステムへの不正侵入、プログラムの破壊、データ改ざんといった行為をする攻撃者が、複数の一般コンピューターを乗っ取って行うことである。

2: ランサムウェアとは、データを不正に暗号化し、復元と引き換えに身代金を要求する悪質なマルウェアである。

3:フィッシングとは、実在する企業・金融機関などを装って、ユーザーネーム、パスワード、アカウントID、クレジットカード情報、金融口座の暗証番号といった個人情報を詐取する行為である。

4:インジェクション攻撃とは、入力フォームなどの文字列の入力を受け付けるプログラムに対し、不正な文字列を入力することでデータの改ざんや詐取を行うサイバー攻撃のことである。

5:標的型攻撃とは、機密情報を盗み取ることなどを目的として、特定の個人や組織を狙った攻撃のことである。

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臨床工学技士 国家試験 過去問
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