解説付 臨床工学技士国家試験 第36回 午前:第19問

尿路結石の主な成分でないのはどれか。

1: リン酸カルシウム

2: 尿酸

3: シュウ酸カルシウム

4: コレステロール

5: シスチン

尿路結石は、尿路系に沈着する結晶の石である結石のこと。もしくは、その石が詰まることにより起きる症状のこと。しばしば激痛を伴う。日本人の場合、95%以上は上部尿路結石である。成分による分類では、尿酸結石、シスチン結石、リン酸結石、シュウ酸結石、シュウ酸カルシウム結石などである。80~85%程度がカルシウムからなる結石、10~15%程度が尿酸結石やシスチン結石である。

1:リン酸カルシウム結石は、シュウ酸カルシウム結石とともに尿管結石の中でもよくみられる結石である。

2:尿酸が成分である尿路結石の発見率は約7.6%である。

3:シュウ酸カルシウム結石は、リン酸カルシウム結石とともに尿管結石の中でもよくみられる結石である。

4:正解。通常、コレステロールが尿に排泄されることはない。

5:シスチンが成分である尿路結石の発見率は約2.3%とまれである。

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臨床工学技士 国家試験 過去問
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